- 筋トレが続かない原因を知って対策をすることが重要
- 一人で続けるのが難しいなら、助けを得るべき
筋トレってなかなか続けるのが難しい…。
はじめたての頃などに結構多い悩みですが、どうすれば筋トレを続けることができるようになるのか?
一番重要なのは筋トレが続かない原因を知って、対策をすること。
今回は筋トレを続けるために知っておきたい内容を解説していきます。
- 筋トレが続かない7つの理由
- 続かない筋トレを続けるための考え方や方法
これらのポイントを知っておくことで、トレーニングを続けていくための考え方を知っていただくことができます。
筋トレに限らず、有酸素運動などにも通じる考え方なので、素敵な身体を作り上げていくための参考にしてみてください。
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- 経験豊富なプロの考え方が知りたい
筋トレが続かない7つの理由
筋トレが続かない理由は大きく分けて7つあります。
それぞれが単体で理由になっているというよりは、いくつかの理由が重なって結果として続かないというのが正しいですね。
トレーニングを続けにくくなる原因を知っておくことで、対策方法というのも見えてくるものなのでまずはそれぞれの原因について解説していきます。
1:キツイ
はっきりいって、キツイということ。
私自身もそうでしたし、周りの方の話を聞いていても圧倒的に多い理由のひとつです。
実際、筋トレにしても有酸素運動にしても身体に負荷をかけているわけなのでキツイですよね。
自分の気持ちによるところも大きいので、一番解決が難しい原因だと言えます。
2:短期間で結果が出にくい
トレーニング全般に言えることですが、結果がでるまでに時間がかかるのも続かない原因のひとつです。
- 一週間筋トレしたけど何も変わってない。
- 三日間ジョギングしたけど全然痩せない。
ちょっと極端な例ですが、こういった思考で始めると続けるのはかなり難しくなります。
筋トレにしてもダイエットにしても、短期間で結果を出そうと思った場合よほどストイックにする必要がありますが、早く結果を求めようとすると、無理をしないといけなくなってしまうのが問題を難しくしています。
3:目標が高すぎて無理をしている
はじめる段階で立てる目標が高すぎるのも問題になります。
結構ありがちな目標の立て方の例をあげてみるとこんな感じ。
- 一ヶ月で10kg痩せる!
- 二週間でバッキバキの身体にする!
- 三ヶ月でムキムキになる!
正直なところこれでは続きません。普通に無理ですしね。
ここまで無茶でなくても、無理なトレーニングは身体を壊す原因にもなるので、意識の変化が必要になってきます。
4:トレーニング時間が確保できない
時間の問題も大きな悩みのひとつ。
- 仕事が終わるのが遅くて家に帰ったらもう寝る時間になっている。
- 家事をしていると一日が終わってしまう。
トレーニングしたい気持ちはあっても、時間の確保が難しいこともあります。
時間に追われてしまいトレーニングする時間が確保できなかったり、トレーニングできない日が多くなって結局フェードアウトしていくというのが続かない方の定番のパターン。
5:筋トレ方法が正しいのか分からない
トレーニング方法に関して悩む方も多くいます。
- メニューがそもそも分からない
- どの程度の強度でトレーニングを行えばいいのか分からない
- メニューは分かるけど正しくできているのか分からない
もともと運動をしていたなど、経験があれば多少は知っていることもありますが、そうでなければ分からないことばかりなのは当たり前ですよね。
正しいトレーニング方法を身に付けていないばかりに、効果がでにくくモチベーションが下がってしまうのも続かない理由のひとつと言えます。
6:孤独である
トレーニングを開始するきっかけによっては、結構孤独を感じることもあります。
トレーニングを始めるきっかけは、人により様々。
- 身近に筋トレを趣味にしている人がいて始めてみた。
- 憧れている人の身体に近づきたい。
- 年齢と共に体型が気になってきた。
- 夏までに痩せてモテる身体になりたい。
パッと思いつくところだとこういった具合ですね。
最初から一緒にトレーニングを行う友人などがいれば特に気にならない場合も多いですが、そうでない場合は最初の一週間はモチベーションがMAXでも、そこからだんだんとフェードアウトしていくというのはよくある話。
7:優先順位が上がらない
時間にも関連した話ですが、自分の中でトレーニングの優先順位が低いこともあげられます。
たとえばトレーニングよりもスマホを見るのを優先して、結果できなくなるのはありがちなパターン。
優先順位にとらわれない方法を考えていくことが重要なポイントのひとつになってきます。
続かない筋トレを続けるための考え方
次は続けていくためにどうしていくべきか?について。
人それぞれ環境などの違いはありますが、なるべくできる範囲での対策をまとめてみました。
直接的な対策から、考え方についても解説していますので参考にしてみてください。
1:トレーニングの負荷は極限まで下げておくべき
トレーニングの負荷は限りなく下げた状態から始めるようにしましょう。
特に初心者はどのくらいの負荷を身体にかければいいかわからないものですが、きつくて続かない場合は大抵負荷が強すぎます。
強すぎる負荷はケガのもとになり、ケガをしてしまっては元も子もありませんよね。
そのため、まずはケガをしないように負荷を極限まで下げてトレーニングを開始することが重要。
問題なくトレーニングできたら、次はもう少し負荷を上げていけばOK。
そうやって段階的に負荷をアップしていけば、それがひとつの楽しみになり続けていくモチベーションに変化していきます。
2:一年を目安に長期的な目標を立ててみる
トレーニングの期間は、最低でも三ヶ月。できれば一年くらいを目安に目標を立てるほうがいいです。
どうしても一週間とか、一ヶ月くらいのスパンで体を変化させようと思うと必ず無理が出てきます。
- 筋肉を大きくしようと強い負荷でトレーニングする
- 体重を落とそうとハードな有酸素運動や食事制限をする
こんな具合で急激に身体を変化させることは単純に続きませんし、健康の面でもよくありません。
無理をして身体を壊さないために最低でも三ヶ月くらい、目標の度合いに応じて期間を延ばしたりすることが重要です。
3:小さな目標を積み重ねていく
最終的な目標を立てた後は、細かい目標を作るようにしましょう。
負荷の程度にも通じる話ですが、身体を変化させていく場合、段階的に進めていく必要があります。
例えば最終的な目標が「1年後に筋肉をつけて体重を10kg増やす」であれば、「1ヶ月で1kgくらい体重が増えるようにしていく」といった具合で小さな目標を作っていくイメージ。
(この例だと1年後には12kg増えてる計算になりますが、計画通りにいかないこともありますので…)
達成できそうなくらいの目標を積み重ねていくことが、大きな目標を達成する一番の近道です。
4:確実にできそうな時間を仮押さえする
時間については、前もってできそうな時間を仮押さえしておきましょう。
ポイントなのが【仮押さえ】というところ。
当たり前ですが、予定通りに1日の生活が終わることってほとんどありませんよね。
そこに「絶対に夜の10時から筋トレする!」みたいな予定を組んでも、できなかったときに落ち込むだけです。
あくまで仮押さえにしておくことで、トレーニングができなかったとしても無駄に落ち込むことを防ぐことができます。
ただし、そのままズルズルと続かない日が続くのもよくありません。
そうならないために、先ほどの小さな目標を活用します。
- 2日に一回はトレーニングの時間を取れるように計画する。
- 予定していた時間にできなかったときのために別の時間も仮押さえしておく。
こんな感じで予定をしておくと、自身で取り組みやすいスケジュールを作っていくことができます。
加えて、短期の目標を可能な限りクリアできるように意識していくことで、トレーニングを継続していくことができるようになっていきますよ。
5:テキストや動画でイメージや知識を得る
現在では筋トレにしても有酸素運動にしても、情報サイトやYouTubeなどの動画で確認することが簡単にできるようになりました。
調べてみることで、知識は身についていきますし実際の動きを確認しながらトレーニングに取り組むことは非常に効果的と言えます。
ただ、無料で動画が見れるYouTubeも悪くはないのですが、実際に動きの解説などを得たい場合はオンラインフィットネスが便利だったりします。
サービスのタイプによって多少の違いはありますが、筋トレから有酸素運動、ストレッチなども含めた総合的なトレーニングをプロの解説付きで見ることができるのはいいですよね。
オンラインフィットネスのサービスについてすべて解説はしませんが、1つだけ気軽に始められそうなものをご紹介しておきますので、試してみるのもいいと思いますよ。
▼スマホがあれば始められます▼
- 登録は無料、月額980円で始めるフィットネス
- 部位ごとのトレーニングが可能
- 経験に応じて強度の違うトレーニングメニューで続けやすい
6:相談できる相手を見つける
相談できる相手を見つけることは、トレーニングを続けていくために重要と言えます。
友人でもいいでしょうし、外でそういった相手を見つけるのもありですね。
今ではSNSの普及もあって、割と気軽にトレーニングの相談や進捗を報告しあったりする相手が見つかることも多いので、活用していくのもひとつの方法。
現役のトレーナーなどもSNSをしていたりするので参考になることも多いですが、個別に話を聞いていただいたりは難しいかもしれません。
プロに詳しい話を聞くのであれば、オンラインパーソナルジムを活用してみるのもいいですね。
カウンセリングから自身にあったトレーニング方法や栄養のことも教えてもらうことができます。
多少の費用はかかるにしても、プロの意見を気軽に聞けるというのは大きなメリットと考えて間違いありませんよ。
例えばBoot Homeは登録無料・月会費8,800円のオンラインパーソナルジムですが、無料体験もあるので試しに始めてみて、雰囲気をつかんでみるのもおすすめですよ。
7:多少の費用をかける
トレーニングを続けるために多少の費用をかけるのも良い方法です。
というのも費用をかけずに始めたことというのは、いつでもやめられるんですよね。
超ストイックにとか、めちゃくちゃお金をかけるべきとか言うつもりはありませんが、無理のない範囲でグッズを揃えたり、上であげたようなサービスを利用したりするというのはそれだけでモチベーションになります。
無料で始めたことに限界があるのも事実ですし、やはり費用をかけた分は頑張ろうと思えますしね。
筋トレが続かない理由と続けるための考え方のまとめ
今回はトレーニングが続かない理由と続けていくための考え方や方法について解説しました。
- トレーニングが続かない理由は様々ですが、考え方や方法を工夫することで続けることはできる。
- 一人で続けるのが難しいなら、外側からの助けを得ることも大事。
短期間で成果を得るのが難しい身体作りだからこそ、続けていくことが非常に重要になってきます。
トレーニングを続けていれば辛いと感じることはありますが、続けてさえいれば身体は応えてくれるもの。
焦らず、長い目で見ながら理想の身体を作り上げてくださいね。