プッシュアップバーはいらない?【代用を探すより用意するべき】

プッシュアップバーはいらない?【自重トレーニングするなら必須級】
この記事は約17分で読めます。
先に結論
  • プッシュアップバーがあれば腕立て伏せの効果は最大化する。
  • 代用できなくもないが、手軽さはピカイチ

腕立て伏せはしてるけど、プッシュアップバーは必要ない…。

自宅でのトレーニングをメインにしている人でも、そういう方は結構います。

確かに腕立て伏せって別に何もなくてもできるのがいいところですよね。

じゃあプッシュアップバーは必要ないのか?

結論から言えば、自重トレーニングをメインでするなら必須と言えます。

具体的に言えば以下のようなタイプのものがあればベターですね。

今回はプッシュアップバーで気になる以下のことについて筋トレ4年目の目線から解説していきます。

  • プッシュアップバーがいらないと言われる4つの原因
  • プッシュアップバーのメリットについて
  • プッシュアップバーを取り入れる上での3つのポイント
  • 自重トレーニングの効果を加速するプッシュアップバー3選

プッシュアップバーを使うことで日々のトレーニングを一段階アップデートできるようになります。

より効率的に筋肉を鍛えて、スタイリッシュな身体を作り上げていきましょう!

プッシュアップバーがいらないと言われる4つの原因

プッシュアップバーがいらないと言われるのには原因があります。

実際、筋トレ初心者の方に私がプッシュアップバーを提案した時に言われたのは主に上の4つ。

  1. ダンベルなどを使った方が効果が高い
  2. 本とか台で代用できる
  3. 効果がわかりにくい
  4. 怪我しそう

この記事を読まれている方の中にも、そうそう…って思っている人がいるかもしれませんね。

これらの意見が全て間違っているわけではないのですが、聞いていて誤解が多いなぁと。

今回の解説を通じて、あなたが誤解しているかもしれない部分の解決になればと思います。

1;ダンベルなどを使った方が効果が高い

これは本当に多い意見なんですが、結論から言えばその通り。

ダンベルなどのウェイトを用いたトレーニングは負荷の調整が簡単なので、効率という点では間違いなく軍配があがります。

正直な話、ウェイトを使って鍛える方が効率的だと思っている方はそれでいいんですよね。

私自身ウェイトの使用については推奨していますし、可変式ダンベルのおすすめランキング【筋トレ歴4年目がガチで選びました】でどれがいいのかといったことも書いています。

今回は自重でのトレーニングの効果をアップするのが目的ということを前提にしていますので、ダンベルと比較するのはちょっと違うのかなと。

自重トレーニングとウェイトトレーニングはどちらも良さがあり、比較するものではない。

2:本や台で代用できる

プッシュアップバーは手を置く位置に高さを出して、負荷を上げるグッズです。

そのため、安定感があって多少高さの出せるものがあれば代用自体は可能。

しかしプッシュアップバーほどの省スペースと手軽さを求めると、なかなか代用は難しかったりします。

ぐるっと家の中を見回してみて、

  • ある程度の重さに耐えられて
  • 長期間使用してもへたらなくて
  • こぶし一個分くらいのサイズ

これらの条件に合うような台って…ありますかね?

条件に合うものがあればそれを使えばいいのですが、なければプッシュアップバーを使う価値は十分にあると言えます。

3:効果がわかりにくい

筋トレに関して言えば、効果がわかりにくいっていうのはどれも大差はない、というより短期間で爆発的な効果を生み出すような魔法のツールがないんですよね。

前提として、筋トレをする上で重要なことは4つあります。

  • フォーム
  • 適切な負荷
  • 食事などの栄養
  • 適度な休息

この4つで全体の7割くらいを占めていて、残り3割は継続すること。

どれだけ効率よくトレーニングができても、すぐに筋肉がつくわけではなく、やめれば少しずつ筋肉は落ちていきます。

いかに適切な負荷を与えつつ、トレーニングを続けていくか。ここが重要になってくるわけですね。

 

そういう意味では、なにも使用せずにトレーニングを続けていくことによるマンネリの打破に効果があるのは間違いありません。

のちほど解説しますが使用することの効果自体はあるので、使う前から効果がないんじゃないかと言って使わないのは正直もったいないと言えますね。

4:怪我しそう

プッシュアップバーを使うことによるケガのリスクに関しては、むしろ減ります。

具体的に言えば、通常の腕立て伏せでは手首への負担がかなり大きいんですよね。

のちほど解説しますが、プッシュアップバーは手首の負担を抑えるのに適した設計になっていることから、この意見に関しては全力で否定しておきます。

プッシュアップバーは必要ないのか?4つのメリットを解説

プッシュアップバーがいらないと言われる原因について挙げていきましたが、メリットがないのかと言われれば当然そんなことはありません。

というより、効果がないものが様々なメーカーから発売されることはないんですよね。

プッシュアップバーで得られる効果は割と多くありますので、ひとつずつ解説していきます。

筋肉をより伸ばして効果アップ

プッシュアップバーの直接的な効果としては、筋肉をより伸ばすことができるということです。

手の部分に高さが出ることで、普段の腕立て伏せよりもさらに深く体を下ろせるようになるため、胸の筋肉を最大限伸ばすことが可能になるのが理由。

筋肉は最大限伸ばした状態から縮めた時に最も力を生み出すため、同じ動作であっても筋肉の伸びが大きい方がより筋肉に負荷がかかります。

小さく動かすよりも、大きく動かす方がパワーを使うと考えるとわかりやすいでしょうか。

収縮させることもですが、しっかりとストレッチをかけてあげることも筋肉を成長させるためには欠かせないポイントになってきます。

手首の関節を痛めにくい

いらない原因の反論になりますが、プッシュアップバーは手首の保護にも効果的。

プッシュアップバーを握ることで拳を立てることができ、関節に無理な負荷をかけなくて済むためです。

 

通常の腕立て伏せをイメージしていただくと、手のひらを床につけて行うため手首は常に曲がった状態になりますよね。

その時点で、体重の何割かが上から負荷として乗ってくるのでその負担は結構大きい。

 

手首を触ってみると分かりますが、関節の周りには基本的に筋肉はなく腱があるだけ。

腱を痛めてしまうとその後のトレーニングにも悪影響なのでなるべく負担をかけないようにすることが重要です。

 

そういう意味で言えば、手首を立てることができるプッシュアップバーは手首の負担を減らすのに効果的と言えますね。

とはいえ、拳を立てたままでグニッと曲がったりするのも怖いのでリストラップを併用するのも効果的。

リストラップの効果については、リストラップは何キロから使うべき?【ケガしたくないなら最初から】にて書いていますので、あわせて読んでみてください。

使えるのは胸だけじゃない

プッシュアップバーは胸のトレーニング以外にも使える場面があり、具体的には肩と腹筋でのトレーニングで活用が可能。

肩であれば、腕立て伏せの変形であるパイクプッシュアップ(腰を高くして頭を床に近づける動作)のときに頭を床にぶつけることなく負荷をかけられますし、腹筋はLシット(腕で体を支えつつ足を前方に伸ばして体をL字の状態にするトレーニング)で使用できます。

どちらのトレーニングも、手のひらを付いた状態だと可動域が狭くなったり手首に負担がかかってしまうためプッシュアップバーがあるとやりやすさが格段にアップします。

一石二鳥ならぬ一石三鳥の活躍ができるのは非常に魅力的ですよね。

費用を抑えて取り組める

直接トレーニングに影響するわけではありませんが、コスパがいいのもプッシュアップバーのメリットです

安いものだと1000円前後から、高くても5000円くらいまでで用意できるものなので(手ごろなもので2000円くらいです)、手軽に使えるのがいいですよね。

しかも耐荷重が割と重く、簡単に壊れるものでもないので自重でのトレーニングをメインでしている方なら、1つあればずっと使用できます。

のちのちウェイトトレーニングに移行するにしても、自重トレーニングを完全にやめるということはないでしょうから、そういった意味で考えれば無駄が少ないのがプッシュアップバーを取り入れやすい一番の魅力ではないかなと。

プッシュアップバーを取り入れる上での3つのポイント

プッシュアップバーをトレーニングに取り入れる場合、チェックしておきたいポイントは3つ。

ここで紹介するのは、実際に私がいくつか使ってみて感じたポイントになりますのでこれらを意識して選ぶことで、使いやすく効果的なプッシュアップバー選びができます。

それぞれのポイントについて、サクッと解説していきますね。

クッション性は手の痛みを和らげる

プッシュアップバーはクッション性の高いものがベストです。

クッション性が高いものを選ぶメリットは以下の通り。

  • 握るところが痛くなりにくく、手のひらの保護になる
  • 床に設置する部分にもクッションがあれば床を傷つけにくい

硬いグリップが手に当たった状態で、体重を乗せると非常に痛いんですよね。

クッションがあることでその痛みを全く感じなくなったりしますので、多少グリップが太くなっても厚みのあるクッションがついたものを選ぶようにしましょう。

床に接する土台の部分にもクッションがあると、さらに安心して使用できます。

私の家は畳なんですが、クッションがないものでトレーニングしていたらボロボロになってしまい家族にとても怒られたんですよね…。

そういったことが起きないように、グリップ部とあわせて土台の部分にもクッションがあるものを選びたいところです。

水平より少し角度があるほうが掴みやすい

プッシュアップバーのグリップ部分は、少し傾斜のあるものを選ぶのがコツ。

手をつく位置によって変わってきますが、胸にフルに効かせようと考えた場合、脇の開きが60°くらいを目安に合わせていきます。

そうすると傾斜の分頭の位置が高くなるため、水平のタイプより手首の負担がかかりにくいのがメリット。

さらに逆向きにした場合はより胸の下部に刺激を与えることも可能になります。

特に体を上げるときに力が入れやすくなるので、選ぶ時には確認しておきたいところ。

持ち手は細すぎると腕が疲れる

上のクッション性にもつながりますが、グリップ部分はあまり細いものを選ばないようにします。

グリップが細いと、点で圧力がかかって痛いということもありますが、強く握りこむのを防ぐ役割も。

グリップを強く握りこんでしまうと、前腕(肘から手首の間)の筋肉が疲れやすくなりしっかり追い込めなくなります。

クッションが厚めのものを選ぶことで、握りこむことを防ぐことができるためあわせておさえておきたいポイント。

自重トレーニングの効果を加速する、おすすめプッシュアップバー3選

メーカー 持ち手の傾斜 価格 機能
アクティブウィナー(ACTIVE WINNER) 2500円前後 スタンダード
ハービンジャー(Harbinger) 5000円前後 回転式
スキルズ(SKLZ) 6000円前後 ローラー式

プッシュアップバーと一口に言っても、その種類は様々です。

選ぶ時のポイントについては上でお伝えしていますが、似たようなものが多くてどれがいいのかって方も結構多かったりします。

今回は、様々なプッシュアップバーの中でも基本的なところから少し変わったものまで、3つご紹介。

普通に使えればいいって方も、より筋トレの強度を上げたいって方にも対応していますので、ぜひ参考にしてみてください。

基本これでOK!アクティブウィナー(ACTIVE WINNER)

スタンダードなプッシュアップバーで選ぶなら、アクティブウィナー(ACTIVE WINNER)が使いやすいです。

グリップ部分に傾斜があり、土台の部分にもクッションがついていて床を傷つけにくいのが最大のメリット。

特別変わった機能などはありませんが、基本を忠実におさえたプッシュアップバーになっているので初心者は正直これで十分だと言えます。

底の回転がポイント!ハービンジャー(Harbinger)

腕立て伏せでも色々なフォームに対応したい場合は、ハービンジャー(Harbinger)のプッシュアップバーがオススメ。

最大の特徴は、グリップが回転すること。

土台部分を基点にしてグリップが回転するので、様々な腕立て伏せのフォームに対応が可能になっています。

特に手幅を狭くしたフォーム(ナロープッシュアップ)の時に手首に負担がかかりにくくなるのが大きなポイントですね。

通常のプッシュアップバーだと、手幅が狭くなると手首に結構負担がかかってしまいますが、それを少しでも軽減できるのは魅力的。

すでに腕立て伏せのバリエーションがある程度こなせている方ならぜひ試してみてほしいモデルですね。

使いこなせば最高クラス!スキルズ(SKLZ)

プッシュアップバーの中でも上級者向けですが、使いこなせば最高クラスの負荷をかけられるのがスキルズ(SKLZ)
写真をみると分かりますが、ローラーがついているので固定して使用するというより転がしながら鍛えていきます。

方向を問わずに転がすことで、他にはない以下の効果を得られるのがメリット。

  • 横だけでなく縦方向へ刺激を与える
  • 腹筋ローラーの代わりとしても使用
  • 簡易的にフライ(肘を曲げずに胸を鍛える方法)

単純なプッシュアップローラーよりも幅広いトレーニングに対応することができます。

通常の腕立て伏せに使用しても、固定されていないため体幹を意識する必要があり、強度はグンとアップ。

初心者が扱うにはやや難しい商品ですが、我こそはと思う方はトライしてみてください。

プッシュアップバーはいらないかどうかについてのまとめ

今回の記事ではプッシュアップバーがいらないと言われる原因から、それに対しての必要性について詳しく解説しました。

いらないと言われる原因については、多くは誤解であったり他のトレーニングと比べるべきではないところであったりします。

同じトレーニングをするなら、やっぱり効率よく体を鍛えられる方がいいですよね。

プッシュアップバーを取り入れていけば、引き締まった体への変化もスピードアップできるので、普段の筋トレをもう一段階アップデートしていきたいと考えているならぜひ取り入れてみてください!

筋トレものことノート
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