✔こんな人に向けた記事です
- 自宅で懸垂したいけど、おすすめの方法が知りたい
- チンニングスタンドを選ぶ時のポイントが知りたい
この記事を書いている私は筋トレ4年目。
丸3年で得た経験や知識をもとに、筋トレ初心者に向けたブログを書いています。
背中を鍛えるとき、非常に効果的なトレーニングなのが懸垂。
しかし、筋トレ初心者だとジムに通っているならともかく自宅で懸垂するのは結構ハードルが高いんですよね…。
先に結論からお話すれば、自宅で懸垂するために必要な方法は3つ。
その中でも最終的にはチンニングスタンド一択です。
今回の記事では、
について解説していきます。
自宅で懸垂することができれば、最短ルートで広くたくましい背中を手に入れることができますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
自宅で懸垂したい場合の方法は3つ!
自宅で懸垂をしたい場合の方法は上の3つ。
それぞれの特徴をまとめると以下のようになります。
方法 | 費用 | スペース | 強度 |
---|---|---|---|
チンニングスタンド | 10000円~ | 1畳程度必要 | 高い |
懸垂バー | ~5000円 | 壁orドア | 家による |
自宅利用 | 0円 | ない場合もある | 家による |
結論から言えば、チンニングスタンドを使用することが一番効果的に懸垂を行うことができるのですが、まずは各方法の特徴について解説していきますね。
1:チンニングスタンドを使用する
チンニングスタンドは、いわゆるぶら下がり健康器と呼ばれるもの。
背中を伸ばして身長を高くすると言われたのも今は昔で、現在では背中のトレーニングをメインとした設計になっているものが多くなっています。
✔チンニングスタンドのメリット
- 種類が豊富にある
- めちゃくちゃ高いものでもない(1万円前後で買える)
- 強度が高いため、安心して使える
- 背中以外の部位も鍛えることができる
- 賃貸の家でも使用できる
✔チンニングスタンドのデメリット
- 半畳~一畳程度の場所が必要
- 組み立ては自分でしないといけない
- 賃貸の家だと床の保護や、引っ越しの時の対策は必要
実際にチンニングスタンドを使う場合、気を付けるポイントは下の項で解説していますが、置く場所と床へのケアだけしておけばいいのでコスパはかなりいいですね。
賃貸だと引っ越しの時に多少大変なくらいでしょうか。(バラして運べばいいんですけどね)
2:懸垂バーを設置する
懸垂バーは、通路などの壁につけて懸垂ができるようにする道具。
家具などにつける突っ張り棒の強化版みたいなものです。
ドアに引っ掛けて使うタイプもありますが、ここでは懸垂バーとして考えます。
✔懸垂バーのメリット
- 種類は多い
- 設置が簡単
- 場所を取らない
- 価格が安めのものが多い
✔懸垂バーのデメリット
- 安定感が悪い
- 耐荷重がそこまで重くない
- 家にダメージを与える可能性がある
筋トレを始めたころに「手軽に懸垂できる」と教えてもらったのが懸垂バーなのですが、正直なところ当時初心者だった私から見てもこれはあまり良くないような気がすると思った記憶があります。
確かに手軽に始められるんですけど、家壊れますよねこれ。
壁につけたら壁紙痛めますし、ドアに引っ掛けたらドアが壊れない保証はないので…。
私自身は実家で暮らしているので、賃貸ほど気を使う必要はありませんが、それでもためらってしまうくらいですので賃貸だと最悪修理でかなりの費用を取られる可能性も考えられます。
そういったリスクを気にしないというのであれば、私は止めませんが正直あまりおすすめはできませんね。
3:自宅を利用して行う
最後に、自宅を利用して懸垂をする方法。
多くの場合、ドア枠とか鴨居って呼ばれるところで行います。
✔自宅を利用した場合のメリット
- 全く費用はかからない
- とりあえず始められる
✔自宅を利用した場合のデメリット
- そもそも掴める場所がないことがある
- 掴めるスペースが狭いと安定感が悪い
- 懸垂バーほどではないが、家にダメージを与える可能性がある
まず、家の場所をそのまま使うので費用は全くかからないのですが、家の作りによっては全く掴むことができない可能性があります。
ドア枠ってそもそもそのために作られていませんから、当然と言えば当然なのですが…。
和式の住宅だと鴨居と呼ばれる枠がありますが、バーのように掴むことはできず指を引っ掛けれるのは頑張って第一関節くらい。
(私の実家は和式住宅なので、最初は鴨居を利用して懸垂を試みてました)
第一関節だけでも引っ掛けられるなら、動作自体はできるのですが背中に効かせる前に指がもたないんですよね。
そのためすぐに断念して、チンニングスタンドを導入した経緯があります。
チンニングスタンドを選ぶ時に見ておきたい3つのポイント
自宅で懸垂をする方法について解説をしてきましたが、チンニングスタンドに関しては導入する場合3つのポイントをおさえておきたいところです。
上のポイントを押さえておくことで、失敗を少なくして長く筋トレに使用できるものを選ぶことができますよ。
個別に解説はしませんが、チンニングスタンドとあわせて厚みのあるマットを用意しておきたいところです。
マットを下に敷いておくことで、フローリングや畳へのダメージをかなり軽減できるので経験上必須とも言えますね。
こちらのマットくらいの厚みがあれば床を傷めることはありませんので、あわせて参考にしてみてください。
耐荷重100kgは欲しい
商品スペックにある耐荷重は最低でも100kgあるものを選びましょう。
耐荷重というのは簡単に言えば、どのくらいの重量まで負荷に耐えられるかの目安。
とはいえあくまで目安としての数字なので、「耐荷重-15kg」くらいで使用する方が安全です。
そう考えると、表記上の耐荷重は最低でも100kgはほしいというわけですね。(100kg-15kg=85kgくらい)
100kgよりも耐荷重が軽いと、安定性にも不安が残るところなのでしっかりと確認しておきましょう。
可能な種目が多い方がいい
懸垂しかできないチンニングスタンドは選ばないようにしましょう。
チンニングスタンドというと、懸垂のための器具と考える人も結構いるのですが、実際のところはそうではないんですよね。
腹筋や胸の下側を鍛えるためのバーがついていたり(ディップスバー)、腕立て伏せのためのパイプがつけてあったりします。
そういった色々な機能がついているのに、あえて懸垂しかできないモデルを選ぶ必要性は正直ありません。
価格面に関しても、そこまで大きく違いが出るわけではないので一台でできることが多いものをチョイスする方が、活用の幅も広がりますよ。
置くべきスペースを確保する
実際に設置するためのスペースを確保しておきましょう。
支えになる足の部分の長さや横幅については、基本的に一畳程度のスペースがあれば問題ありません。
加えて、高さもしっかり確認しておくことでトレーニング中の干渉を防ぐことができます。
高さは身長にあわせて可変できるものも結構多く出ていますので、導入する際はあわせてチェックしておきたいところ。
自宅で懸垂するのにおすすめのチンニングスタンド3選
メーカー | 価格 | 耐荷重 | 幅・奥行・高さ(cm) |
---|---|---|---|
コアブレード | 24,200円 | 170kg | 108・115・220 |
Motions | 7,980円 | 150kg | 67・90・220 |
WASAI | 13,980円 | 150kg | 80・102・220 |
チンニングスタンドを選ぶべきポイントがわかったら、実際にどんなものがあるのか確認してみましょう。
先にまとめていますが、ご自身で探すのがめんどくさいよ…って方のために、解説したポイントに沿ったチンニングスタンドをご紹介。
色々種類があるなかでも、これらのチンニングスタンドであれば背中・胸・腕・腹筋全てを鍛えることができるマルチタイプになっています。
手軽に始めたい方から、本気で筋トレを続けていきたい人まで対応できるものを厳選していますので詳しく解説していきますね。
本気で鍛えるならコアブレードのマッスルタワー
コアブレードのチンニングスタンド(マッスルタワー)は、一番本格派。
サイズは今回紹介した中で一番サイズが大きく場所を取りますが、耐荷重は170kgと耐久性は抜群。
チンニングスタンドを選ぶ上で、
- 安定感が一番重要
- 本気で色々な部位を鍛えたい
って方に特にピッタリ。
高さは変えられませんが、安定性を確保するためだと思えばあまり気にならないレベルです。
トレーニング時に掴む部分のグリップも網羅されているので、どのメニューでも手が痛くなりにくいのもありがたいですね。
少々のことではびくともしないので、広い背中からバキバキの腹筋までガッツリ鍛えることができますよ。
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価格で見るならMotions
Motionsのチンニングスタンドは、価格面が良心的。
他の2つと比べて、作りはシンプルですが耐荷重は150kgと十分。
最低限必要な機能はしっかり備えているので、
- ある程度鍛えられればOK
- 手軽に始めたい
って方はMotionsが一番。
バーの調整で9段階の高さ調節もできるので、背があまり高くなくても使えるのがいいですね。
シンプルな設計なので、部屋に置いててもあまり圧を感じないのもポイントだったりします。
(見慣れれば気になりませんが、ゴツイのは圧迫感を感じる人もいるんですよね…)
価格と性能のバランスがいいWASAI
WASAIのチンニングスタンドは、価格と性能のバランスが抜群です。
上2つの中間くらいのサイズ感で価格もそこまで高くないため、
- 安すぎるのはどうも…
- そこまで高くなくて、機能が多めの物がいい
って方にとっては最適かなと。
保証の期間が明示されていないのがちょっと気になりましたが、もしなにか不具合があっても日本の企業なので対応してもらいやすいのもいいですよね。
WASAIはチンニングスタンドだけでも結構な種類がありますが、選ぶとしたら最新改良版のこちらがベストです。
自宅で懸垂をしたいなら方法は3つですが、チンニングスタンドが一番近道
今回の記事では、自宅で懸垂をする3つの方法について解説をしました。
どの方法からでも始めることは可能ですが、
- 安全性
- トレーニング強度
- 筋トレ種目の豊富さ
これらの点から、最終的にはチンニングスタンド一択。
もちろん多少の費用などはかかりますが、半年ほど懸垂を続けていくだけでたくましい背中が作り出せる器具もなかなかありません。
そう思えば、筋トレを続けていくなら使用しない選択肢はないですよね。
広くたくましい背中を手に入れるために、ぜひチンニングスタンドを検討してみてはいかがでしょうか。