筋トレをするのって自宅でもいいの?やっぱりジムに行かないとだめなのかな…。
自宅とジムの違いを教えてほしいな。
そんな疑問にお答えします。
この記事を書いている私は、筋トレ歴4年目。
自宅とジム、どちらも1年以上経験があります。
トレーニングをする上で避けては通れないのが、自宅とジムのどちらがいいのか?問題ですよね。
結論から言えば、どちらでもいいんです。
いや、どちらでもいいって言い方はよくなかったですね。
どちらもメリットとデメリットがありますので、一概にどちらがいいとは言えないのが正直なところなんです。
今回はこの自宅とジムどっちがいいのか?問題について説明していきましょう。
自宅での筋トレのメリット
自宅での筋トレはジムでのトレーニングに比べて、出来ることが少ないと思われるかもしれません。
ですが、ジムにはないメリットもたくさんあります。
自宅での筋トレのメリットは主に3点。
自宅なので自分の予定どおりにできる
トレーニングをする上で予定を決めるのは重要ですが、ジムの場合使えるマシンなどに限りががありますよね。
そのため、人気のあるものなどはできないといったことが起こります。
自宅の場合だとそういう煩わしさがないのが一番のメリットと言えます。
私も一時期あまり大きくないジムや市の体育館にある市営ジムみたいなところに通ったりもしていましたが、混んでいるときはどうしてもできないことも多く時間がもったいないと感じたので自宅トレーニングにシフトしました。
道具がなくても最低限のことはできる
自宅でのトレーニングについてはダンベルなどの器具がある方が効率的ですが、始めたばかりなどまだ買いそろえるまでは…と考える方も多いですよね。
そういう方であっても、腕立て伏せや腹筋、スクワットなどのトレーニングは可能。
もちろん続けていれば効果も出てきます。
私の場合ですと、始めたころは自重トレーニングしかしておらず、腕立て伏せを10回以上しても問題ないくらいになった段階でダンベルを購入しました。
始めたばかりの場合、自重トレーニングであっても結構きつかったりします。
そこがある程度普通にこなせるようになってから必要なものをそろえていくと無駄が少なくていいのかなと。
もちろん、重量の調整ができるダンベルなどは、自重よりも軽い重量にすることも可能なので早い段階で取り入れるのも有りですよ。
人の目が気にならない
筋トレを始めた頃にジムにいくというのは心理的ハードルがやや高い傾向にあります。
周りの熱との温度差であったり、バッキバキのマッチョの横で筋トレするのはちょっと…みたいな。
自宅の場合そういった変なプレッシャーみたいなものを感じなくて良いのは、気が楽です。
自宅での筋トレのデメリット
自宅での筋トレはメリットも多いですが、デメリットもあります。
大きく分けると3つ。
これらのデメリットを知っておくと、対応もしやすくなると思いますので参考にしてみてください。
自宅だと動作の習得、確認が難しい
自宅でのトレーニングの場合、動作の知識はネットの文章や動画などに頼ることになります。
最近の動画は見ていてよく作り込まれているので、それを真似ていけば出来るようにはなっていくのですが、正しく動作できているか見てくれたり、聞いたりできる人がいないというのもデメリットの一つになります。
正しく動作することは、ケガの防止につながる部分なので初めのうちは姿見などで自分の動作を確認しつつ、フォームを固めていくのが近道ですね。
自宅で継続できるかは自分次第
筋トレは継続することが最大のポイントの1つです。
しかしながら自宅だと、どうしても怠けてしまいやすいのもデメリットの1つ。
テレビやスマホ、YouTubeなどの誘惑も多いですからね。
そういった誘惑や、モチベーションの低下に対応できる意思が必要になるのが自宅での筋トレの特徴です。
ただ、個人的には筋トレが続かないという人の場合、ジムであっても続かないものだったりもします。
そう考えると自宅に限ったデメリットと言うわけではありません。
この点については、続かない?筋トレが習慣化する6つのコツで継続するコツなど書いていますのでご一読頂ければと思います。
自宅でもジムでも継続できることが一番重要なポイントになりますので、その点は自宅とジムのどちらの方が続けやすいのか考えていく必要はありますね。
筋トレの道具がないと、鍛えにくい部位がある
ある程度の重量を扱う場合、バーベルやパワーラックといった専用の器具が必要になります。
万が一のことがあったときに、1人だと対応が難しい場合もあるため、リスクマネジメントには細心の注意を払うべきです。
しかし中級者くらいまではダンベルがあればある程度のことはクリアできますので、ダンベル以外の高重量を扱いたい場合はジムを利用するといった柔軟な対応が出来ます。
まぁダンベルであってもそこそこの重量でトレーニングをしていると危険は伴うので、しっかり集中して行うことが大事ですが。
ただ一番のネックは背中のトレーニングです。
広背筋を効果的に鍛えるには上から下に引く動作が不可欠なので、懸垂などの動作を行うには専用の器具が必要になります。
私も色々試行錯誤しましたが、結局懸垂用の器具を買いましたね。
自宅で本格的に背中を鍛えるなら、懸垂は本当にマストです。
反動なしで懸垂できるのって、なんだかかっこよくないですか?
ジムでの筋トレのメリット
ジムでの筋トレのメリットは、自宅でできないことができるということにつきます。
主だったところだと3つ。
ジムは使える筋トレ器具が多い
ジムでの筋トレにおいては、これが一番のメリットです。
自宅に置くにはかなり難しいマシンであったり、バーベルなどのフリーウェイトや豊富な重量のダンベルなども置いていたりしますね。
有酸素のできるトレッドミルなども置いていたりするので、ダイエット目的の人にもありがたいです。
筋トレは適切な重量を扱うことが最短の道になります。
ダンベルで重量の調整をするのも一つではありますが、ジムに通う場合自宅に器具を置かなくてもよいので、トレーニング用のウェアであったり体を保護するツールなどだけ持っておけばいいというのもメリットとして考えられます。
ジムにいるトレーナーに見てもらうこともできる
ここもジム特有のメリットですね。
ジムによってはトレーナーの人数的に難しい場合もありますが、アドバイスをもらったりすることは出来るでしょうから、それだけでも励みになったりしますね。
そういう意味ではマンツーマンで指導してもらえるパーソナルジムも、初心者にとってはメリットが多い部分です。
ジムに通う筋トレ仲間ができることもある
トレーナーもそうかもしれませんが、ジムは様々な人がトレーニングに訪れます。
同世代の人から大分年上の方だったり、異性の方もそうですね。
そういった様々な人がトレーニングしているのを見るというのも、モチベーションの維持に繋がったりします。
自分よりだいぶ年配の方が、ベンチでガッツリ高重量上げてるのを見ると純粋にすごいと思いますし、テンション上がりますよね。
自分も負けてられないとか思ったり。
いつも同じ時間帯に利用する人などと交流できる場合もあるので、そういったところから新しい情報を交換したりできるというのも、ジムに通うメリットではないでしょうか。
ジムでの筋トレのデメリット
ジムに通っていることのデメリットは、基本的にお金と時間です。
主なところとしてはこんな感じ。
ジムの会費など費用がそれなりにかかる
一番のデメリットは費用面です。
細かい金額は割愛しますが、ジムによって会費の違いはあれど大体月10000円前後が多くパーソナルジムだと2カ月で大体10万前後くらいでしょうか。
市営ジムだと数百円くらいで一回ビジター利用ができるところもありますけれども、本格的なジムになるとそこそこの会費はかかりますし、月額いくらなので仕事が多い時期などはなかなかジムに通うことが出来ないのが厳しいところです。
30キロダンベルがセットで20000円ほどあれば買えることを考えると、2~3カ月自宅での筋トレを続ければ十分取り返せる金額だと言えますので、そこは自身の環境に応じた選択が必要になってきますね。
ジムへ行く必要がある
個人的にはここが大きなデメリットですね。
都市部のように比較的近場にあれば、通うのはそれほど苦ではありませんが、田舎などはジムを探すのすら一苦労することも。
通うということに対してのモチベーションが保てるかどうかが重要なポイントになってきますが、通うということで続けようと思えて実際に続けていけるのであれば、それが一番なのは間違いないです。
自分の住んでいるところだと、家からジムまでの距離が車で30分くらいのところにしかなかったのが続けるには厳しかった要因ではあります。
通勤途中などにあればまた話は変わったのかなとは、思いますけどね。
ジムにいる人に見られている気がしないでもない
メリットのところでも書きましたが、ジムは色々な人が訪れます。
当然いい人も多いですが、マウントを取ってくるような人もいるんですよね。
例えば「あんなモヤシなのにジムとか(笑)」みたいなことを思われていないか、などが気になる人は意外に多いです。
ただこれは経験上あまり気にする必要はありません。
私自身かなり痩せていてヒョロヒョロの体でしたが、色々マシン使用の注意点やマナーなどを教えてくれたりもしましたし、大概のトレーニーは己の体しか見ていません。
参考になることはドンドン取り入れるべきですが、余計なことを言ってくる人は基本的にスルーでいいと思います。
自宅もジムも筋トレは十分できるし、一長一短
- 自宅はある程度自由に出来るが、習得など自分の力である程度進めていくことが必要。
- ジムはトレーナーなどに確認したり、助けてもらえることも多いが費用はかかる。
- 周りの人を気にすることはない。
いくつか自宅トレとジムトレのことを書いていきましたが、結論としては最初に書いた通りどちらでも大丈夫です。
もっとも重要なのは今あなたがどういうトレーニングを求めているのか。
体を大きくしてフィジーカーやボディビルダーみたいな体になりたいならジムで適切な重量を扱うべきですし、始めたばかりで細マッチョくらいを目指したいなら自宅で完結できるとも考えられます。
自宅でできるところまで進めて、頭打ちしてきたなと思ったらジムに通うのも一つの方法だと思います。
ちなみに私は自宅にてダンベルと懸垂器具でトレーニングを完結しています。
自宅でトレーニングするのに重要な器具についてはこれだけは揃えておくべき!筋トレ器具3選【おまけ有】にて解説していますので、よければ参考にしてみてください。
またジムに通うことも考えてはいますが、現状は自宅でのトレーニングで問題は出ていないので…。
現在都市部などに生活圏のある方は、近場にジムがあったりもするのでビジター利用ででも、一度体験してみるのもいいですね。
自宅でのトレーニングにはない発見があったり、それが筋トレを続けるきっかけになったりもしますよ。
それでは、あなたの筋トレライフがより良いものになることを願っております。