- エルボースリーブの効果は肘の保護とパワーの集中
- 初心者におすすめのサイズはMまで
- 選ぶのに迷ったらSBD
、手軽に始めるならAZLIV(アズリブ)
筋トレの動画などを見ていると、肘にエルボースリーブを着けている人を結構見かけます。
けど、あれってどんな効果があってつけているのか、わからなかったりしませんか?
結論から言えば、エルボースリーブは肘の保護とパワー集中の効果が得られるグッズになります。
今回はエルボースリーブを使用することの効果と、実際に使用する上で知っておくべきポイントや効果が高いと評判の高いエルボースリーブについて解説しています。
この記事を読んでいただくことで、エルボースリーブの良さを知っていただくきっかけになればと思います。
エルボースリーブの効果は肘の保護とパワーの集中
エルボースリーブはその名前の通り、肘に着けて使用するグッズになります。
そのため、おもに肘を動かす筋トレのための物になるのですが、その効果と言えるのは3つ。
- 肘の関節を保護する
- 関節の負担を減らすことでパワーの集中
- 関節の保温効果
肘の関節を保護する
エルボースリーブをつけることは、肘の関節を保護することにつながります。
理由としては、エルボースリーブによる厚みの増加と外側からの圧力。
関節の部分に厚みを追加することで、関節の曲がりすぎを防ぐことができるようになります。
特に初心者の方は、関節周りの肉が少ないことから、必要以上に関節を曲げてしまいがち。
関節が曲がりすぎると、それだけ骨や腱に負荷がかかってしまいます。
その負荷を軽減するために、エルボースリーブでストッパーの役割をしてもらうわけですね。
外側からの圧力は、逆に関節を伸ばしたときに効果を発揮します。
ダンベルフライなどの種目の場合、ダンベルを下におろしたときに肘が伸び切ってしまうと重量が関節に強くかかってしまうのでケガの原因に。
そういったときに、エルボースリーブの着圧がかかることで肘が伸び切ってしまうことを防ぐ役割もあります。
関節の負担を減らすことでパワーの集中
関節の負担が減るということは、それだけ力を集中できるということにつながります。
特に高負荷のトレーニングの場合、回数を重ねるにつれて筋肉が耐えられなくなってくるので、どうしても関節がブレてしまう…。
関節がブレてしまうと力が正しく伝えられなくなるので、効果も半減。
特にプッシュ系(ダンベルプレスなど)の種目ではエルボースリーブを着けることで、回数を重ねるごとの関節のブレも軽減できるため負荷を逃がさずトレーニングができます。
加えてエルボースリーブ自体の厚みにより、関節を曲げた状態から伸ばし始めるときに跳ね返る力が少し加わるので、上げられる重量が増えることもあります。
関節の保温効果
エルボースリーブは、関節の保温も効果の1つ。
寒い日は体が思うように動かないなど、関節や腱は冷えてしまうと硬くなるものですよね。
運動する場合、はじめに行うのがストレッチなどの準備運動ですが、これは関節や腱をあたためてケガを防止することを目的としています。
エルボースリーブは関節部を覆うようにに着けるので、関節の冷えを防ぐことが可能。
それによって結果的に関節を痛めるリスクを軽減します。
エルボースリーブが効果的な種目と重量
エルボースリーブは肘に装着することから使用できる場面というのはある程度限定されそうですが、案外使用できる種目は多いんですよね。
具体的にいくつか挙げてみると以下のような種目があります。
- ダンベル(バーベル)ベンチプレス
- ダンベルフライ
- アームカール
- ショルダー(アーノルド)プレス
- レイズ系種目
ここで紹介しただけでも胸や腕、肩などのトレーニングにおいて使用することができるため、1つあるだけでも汎用性の高さがよく分かります。
使用する重量に関しても高重量である必要はなく、関節になるべく負担をかけないという点で見れば早い段階から使用することのメリットも高め。初心者の方ほど力のかけ方などがまだ掴めていなかったりもしますしね…。
「筋トレに慣れてきたから使ってみよう」ではなく、「筋トレに慣れていないからこそ使ってみよう」というのが大事だと、個人的には思います。
エルボースリーブのサイズ選びはMまでがおすすめ
エルボースリーブを選ぼうと思ったときに、気を付けておきたいのがサイズ感。
多くのエルボースリーブはS・M・Lとサイズが分かれていることがほとんどです。
その中でも初心者が選ぶべきサイズは、SかM。
- 海外製は日本製よりも大きめが多い
- 厚みで着圧が変わる【5ミリ以上でOK】
上の2点を知っていただき、あなたにあったエルボースリーブ選びの参考にしてみてください。
海外製は日本製よりも大きめが多い
フィットネス大国アメリカに代表されるように、筋トレ用品のメーカーは海外製が多くあります。
そして、海外製の商品は日本製に比べてサイズが大きめなのが特徴。
よほど鍛えていて腕周りが太い方ならLサイズなどでもありかもしれませんが、中級者レベルだと正直Mでも大きかったり。(腕を通したときにスッと入ってしまうようでは大きすぎ、着けるときに抵抗が多少かかるくらいでないと効果は出にくい)
大抵のメーカーはサイズ表を用意しているので参考にするのがいいですが、SかMかどちらか悩むような腕の太さであれば、小さい方を選ぶのがベターです。
厚みで着圧が変わる【5ミリ以上でOK】
エルボースリーブはサイズのほかに、厚みの違いがあります。
厚みはメーカーごとに大体決まっており、多いのは3・5・7ミリ。
その中で選ぶのであれば、5ミリ以上は欲しいところ。
理由としては、先で解説した関節の曲げすぎを防ぐため。
関節を曲げた時に厚みを増しておくことで、曲げすぎを防ぐ効果を得るのがエルボースリーブの一番の役割。
正直3ミリだとほとんど厚みを増すことができないので、エルボースリーブの効果を感じにくくなってしまいます。(間接の保温は可能です)
エルボースリーブを選ぶ時は5ミリ以上を選ぶようにしましょう。
効果が高いと評判のおすすめエルボースリーブ3選
エルボースリーブの効果や選び方について解説してきましたが、そのメーカーは様々。
どのエルボースリーブを選べばいいのかわからないって悩む方もいますよね。
そんなあなたに、効果が高いと評判のエルボースリーブをご紹介するなら以下の3つ。
これがあれば間違いなし。SBDエルボースリーブ
最初に紹介するのはSBDのエルボースリーブ。
正直なところ、エルボースリーブの中では価格自体は高めなんですが、コスパでみるとかなりの良品。
そう言える一番の理由が耐久性。かなり縫製がしっかりしていることもあって、これだけで数年使えるレベル。
様々な方の口コミなども見てみましたが、ほとんどマイナスの評価がないのは相当すごいですよね。
生地の厚みは、5ミリと7ミリのハイブリッドで着圧もしっかりあるため使用感も良好です。
今回紹介する中では、イチオシといえるエルボースリーブですね。(ちなみに社名のSBDは、スクワット・ベンチプレス・デッドリフトの頭文字をとってつけられています。本気度が伝わる、いい社名だと思います)
▼価格的にはAmazon一択▼
安定のフィットネスメーカー!schiek(シーク)エルボースリーブ
2つ目に紹介するのはschiekのエルボースリーブ。
様々なフィットネスグッズを作っているメーカーとあって、作りの良さから様々なトレーニーに愛用されているエルボースリーブ。
アメリカ産ということもあって、サイズがMから上しかないのと厚みが5ミリ程度とやや薄めに感じられますが、生地の強度や縫製は問題なく使用が可能。
価格的には両方で7000円程度と、平均的な金額で買えるので最初に選ぶのにはちょうどいいモデルですね。(セットではなく片方販売なので注意)
▼並行輸入品のため欲しい方は早めにどうぞ▼
コスパ抜群!AZLIV(アズリブ)エルボースリーブ
最後に紹介するのが、AZLIVのエルボースリーブ。
7ミリ厚の生地に、やや短い設計のため使いやすさが最大の特徴。
短めに作られていることで、着脱がしやすくなるので使い慣れていない人にも使いやすいです。
加えて、サイズ変更にも対応してくれるのでどのサイズがいいか悩む初心者にもありがたいところ。
価格については上2つに比べるとかなり安いので、まずは安くて手軽なのがいいって方はこれがベストです。
▼サイズ違いは商品ページで選ぶことができます▼
エルボースリーブの効果は肘の関節を助ける!
本記事では、エルボースリーブを使用する効果と選び方のポイントや、効果が高いと評判のエルボースリーブおすすめ3点について解説しました。
エルボースリーブは高重量を扱うわけでなくても、あなたにとって負荷のかかる運動に対して肘の保護をしてくれるため、あると非常に安心感がアップする便利なグッズです。
関節はケガをしてしまうとクセになったりすることもあり、それで筋トレができなくなるのはとてももったいないことなので、早い段階で対策をしておくことが重要。
ぜひ、今回の記事を参考にしていただき、エルボースリーブをトレーニングに取り入れてみてください。