- 重さメインで選ぶならブロックタイプ
- 価格メインで選ぶならラバーもしくは3in1タイプ
- 迷ったらブロックタイプかダイヤル式にしておけばOK
自宅で筋トレをする場合、避けては通れないのがダンベル選び。
Amazonや楽天などを見てみると、ダンベルの種類は山ほどありますから悩むところですよね。
筋トレ歴4年目の私が使ってみた結論から言えば、おすすめできるのは5種類。
その中でもより重量を求めるのであればパワーブロックが最適と言えます。
今回の記事では、筋トレ歴4年目の私が初心者にオススメできる可変式ダンベルを5つご紹介。
ある程度筋トレを続けていく気持ちのある方に向けて、実際に使用する目線で選びました。
初心者の方だと選ぶ時にどこを見ればいいのか分からない方もいるかと思いますので、選ぶ時のポイントについても解説しています。
この記事を読んでいただくことで、わかることは主に2つ。
- ダンベルのタイプごとの違い。
- 長く使うことのできるダンベルがどれなのか。
ぜひ、最後まで目を通していただきあなたに最適な可変式ダンベルを選んでみてください!
可変式ダンベルのおすすめのポイントは4つ
可変式ダンベルを選ぶ場合、どこを見るべきなのか?
先にお伝えすると以下の4つのポイントをおさえておけばOKです!
価格
可変式ダンベルを選ぶ上で価格は避けて通れません。
1セット用意すれば、しょっちゅう買いなおすものでもないからです。
品質への影響を考えると、安ければいいというものでもありませんが高すぎるのも困りますよね。
多くのダンベルは価格が重量に比例しますが、今回は1kgあたりの値段を参考に出してコスパの面でも比較しました。
最大重量
ダンベルを本格的に使うと、必ず行き当たるのが最大重量。
最大重量が軽くて、買いなおさないといけないというのは結構もったいないですよね。
長く使えるものを選ぶためにも、最大重量は重要な評価ポイントになります。
重量の細かさ
重量の細かさも非常に重要です。
初心者の場合、いきなり重いものを扱うことができないことも多く、段階的に負荷を上げていくことが重要になるためですね。
様々な状況に対応ができる、重量の細かさもしっかり確認しましょう。
重量変更の手軽さ
重量変更の手軽さも見ておきたいポイントの1つ。
筋トレは決まった重量でトレーニングするばかりではありませんよね。
スムーズに重量変更できるダンベルを選ぶことで、メニューごとの切り替えに柔軟性を持たせることができます。
可変式ダンベルだからこそ、重量変更の手軽さにも注目ですよ。
タイプ別でみる、可変式ダンベル5選
種類 | 価格 | 最大重量 | 重量の細かさ | 重量変更の手軽さ | 総合評価 |
---|---|---|---|---|---|
ブロックダンベル | ★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★★★ |
ダイヤル式 | ★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
ラバーダンベル | ★★★★★ | ★★★ | ★★ | ★★ | ★★★ |
フレックスベル | ★ | ★★★ | ★★★ | ★★★★★ | ★★★ |
3in1ダンベル | ★★★★ | ★★ | ★★ | ★★ | ★★ |
前の章でまとめた4つのポイントにそって、特におすすめする5種類のダンベルについて表でまとめました。
いずれも筋トレを3年続けてきた私が、自信をもっておすすめできるものです。
特におすすめできるものから、順番に紹介していきますので以下のランキングを読んでみてください!
※価格についてはメーカーの価格の変更等で多少変わるかもしれませんので、ご了承ください。
1:驚異の40kgセット!ブロックダンベル

出典:Amazon
ポイント | 評価 |
---|---|
価格 | ★★★ |
最大重量 | ★★★★★ |
重量の細かさ | ★★★★★ |
重量変更の手軽さ | ★★★★ |
総合評価 | ★★★★★ |
ダンベルの重さを重視する人に最適なのが、パワーブロックに代表されるブロックダンベル。
特徴をまとめると、以下のようになっています。
▼デメリット
- 1kgあたりの価格は654円・506円と比較的高め(22kg・40.5kgセット)
- 手首の周りにフレームがくるので邪魔になるときがある
▼メリット
- 最大重量40.5kgは文句なしの1位(22kgセットでも追加のブロックで対応可)
- 重量の細かさも最大27段階で他とは段違い
- 重量変更もピンの抜き差しのみでスムーズ
- まとめて置けるので、省スペース
ちなみに、本家のパワーブロックは別に存在します。
しかしながら価格面で見るとぶっちぎりで最下位…。
もう少し手ごろな「FIELDOOR」で代用すれば基本的な作りは同じなので十分すぎる効果を得られます。
ブロックを追加できるので、シェイプアップ目的の方からマッチョを目指す方まで幅広く対応可能なダンベルですね。
2:バランスで選ぶなら!ダイヤル式ダンベル

ポイント | 評価 |
---|---|
価格 | ★★ |
最大重量 | ★★★★ |
重量の細かさ | ★★★★ |
重量変更の手軽さ | ★★★★ |
総合評価 | ★★★★ |
ダイヤル式ダンベルはパワーブロックと並んで、多くのトレーニーが使用しているタイプ。
特徴をまとめると、以下のようになっています。
▼デメリット
- 1kgあたりの価格は616・495円(40kgセット)で若干高い
- 重量が24kgセットがメイン(メーカーによっては40kgがある)
- 専用の台座に乗せるときに少しコツがいる
▼メリット
- 24kgは初心者にとってバランスがいい
- 15段階の重量変更は非常に便利
- 横のダイヤルで簡単に重量変更ができる
- 台座においておけばいいので、プレートがバラつかない
こちらもパワーブロックと同じく、Bowflex(ボウフレックス)の商品が本家。
非常に高額なので、もう少し初心者の方が取り入れやすい価格の「MRG」がオススメです。
MRGであれば24kgタイプと40kgタイプがあるため、目標としている身体に応じた重さを選ぶことが可能。
ブロックタイプと違いウェイトの追加はできないので、マッチョを目指すなら40kgにしておけばOK、
とはいえ、20kg前後のダンベルは初心者にとっては年単位で使えるレベルの重さなので、細マッチョを目指すなら24kgで十分ですね。
3:可変式ダンベルと言えばこれ!ラバーダンベル
ポイント | 評価 |
---|---|
価格 | ★★★★★ |
最大重量 | ★★★ |
重量の細かさ | ★★ |
重量変更の手軽さ | ★★ |
総合評価 | ★★★ |
ラバーダンベルは、スチール製のダンベルをベースとしてプレートにラバーを巻き付けたタイプ。
特徴をまとめると、以下のようになっています。
▼デメリット
- 重量の細かさが最大11段階と少ない(20kgは8段階)
- プレートを取り付ける必要があるので変更に時間がかかる
- 片付けるときはプレートをまとめるか別の場所に置く必要がある
▼メリット
- 1kgあたりの価格は305円・304円で今回の中では最安値(20kg・30kgセット)
- 最大重量はプレートタイプの中では最大で、バランスがいい
- ラバーを巻き付けているので静音性が高い
- プレートを片側につければ重量の細分化ができる(バランスに注意)
- バーベルシャフトを追加で用意すれば、さらにトレーニングの幅が広がる
ラバーダンベルはいくつかのメーカーが扱っていますが、価格と品質のバランス的にいいと思うのはアイロテック。
スクリュータイプのダンベルと言えばこれというくらいド定番で、しっかりした対応も期待できるかと思います。
初心者だしいきなり高いのは…って方に最適なタイプだと言えますね。
4:デザインがおしゃれ!フレックスベル(Flexbell)

出典:Amazon
ポイント | 評価 |
---|---|
価格 | ★ |
最大重量 | ★★★ |
重量の細かさ | ★★★ |
重量変更の手軽さ | ★★★★★ |
総合評価 | ★★★ |
フレックスベル(Flexbell)はダイヤル式に近いタイプの可変式ダンベル。
特徴をまとめると、以下のようになっています。
▼デメリット
- 1kgあたりの価格は1222円・1029円とワースト(20kg・32kgセット)
- ワンアクションタイプでは最大重量がやや軽い
- グリップ部の幅がやや狭く、パワーグリップなどが使いにくい
▼メリット
- 2kg単位の重量変更で細かな対応が可能
- 手元のダイヤルで重量変更が最速でできる
- 全長が他より短く、筋トレ時の邪魔になりにくい
- 圧倒的にオシャレ
ダイヤル式ではありますが、手元で切り替えるので重量変更は一番楽なタイプですね。
実を言えばAmazon限定の「Bodytech」というブランドからもフレックスベルは出ています。
しかし、重量変更が4kg単位とやや融通が利かないので選ぶなら公式の新モデル一択。(旧モデルは4kg刻みです)
スウェーデン発祥ということもあってオシャレさは他のダンベルより頭一つ抜けているので、これでトレーニングするだけでスマートな印象を持たれるかも。
5:1セットで3役!Wolfyok 3in1ダンベル
出典:Amazon
ポイント | 評価 |
---|---|
価格 | ★★★★ |
最大重量 | ★★ |
重量の細かさ | ★★ |
重量変更の手軽さ | ★★ |
総合評価 | ★★ |
Wolfyok 3in1ダンベルはプレートにカバーのついたタイプ。
特徴をまとめると、以下のようになっています。
▼デメリット
- 最大重量が20kgセットまでしかない
- ラバーダンベルと比べてもややゴツイ
- バーベルとしても使えるが、バーベルシャフトに比べて耐久性にやや不安
▼メリット
- ダンベル・バーベル・プッシュアップバーの一台三役
- 1kgあたりの価格は399円・417円とそんなに高くない(15kg・20kgセット)
- 重量の細かさは割と多い
- プレートが多角形なので、ゴロゴロ転がらない
なんといっても一台三役が特徴ですが、今回紹介したダンベルと比べて有用かと言われると個人的には疑問だったので最後の紹介になりました。
ただ、一般的なダンベルの中でいえば必要な機能は一通り備えているので、そこまでガチで鍛えるつもりでもない方には十分なモデルです。
迷ったときはこれ!可変式ダンベルの中でブロックダンベルをオススメする4つの理由
それぞれの可変式ダンベルについて特徴をまとめましたが、私が一番使ってよかったと感じたのはブロックダンベル。
実際によかった部分をあげれば、以下の通りになります。
- 最大重量が高く、長く使用できる
- 重量変更が細かく、様々な状況で使える
- 軽めの22kgセットを選んでも、追加ブロックで対応できる
- 重量変更もピンの抜き差しのみで楽々
特に追加ブロックの存在が他では真似できない部分になっており、これだけで正直選んだといっても過言ではないレベル。
初心者の場合、いきなり40.5kgのダンベルを使うかって言えば、まぁ使いませんよね。
まずは22kgセットから始めて、十分であればそれでもいいでしょうし、重量が足りないなと思ったらブロックを追加すればOKです。
タイプ別可変式ダンベルおすすめランキングのまとめ
今回の記事では、筋トレ歴4年目の視点から初心者におすすめの可変式ダンベル5種をご紹介しました。
一番オススメなのは上でも紹介したブロックダンベルですが、どのダンベルも良さがあります。
これらのダンベルを使用することで、胸から脚まで筋トレの幅がさらに広がるのは間違いありません。
ぜひ今回の記事を参考にしていただき、あなたの相棒になる可変式ダンベルを選んでみてください!