▼こんな方に向けた記事です▼
- 百均でダンベルの特徴が知りたい
- 百均のダンベルはありかなしか知りたい
最近だと百均でもダンベルが買えるようになってるんですね。
私は少し前に知ったのですが、アリかナシかと言われると…ナシです。
身体を鍛えるのにダンベルは非常に効果的なグッズの1つなのは間違いない。
しかし、安いから百均ショップでとりあえず探してみようって考えるのはちょっと待った方がいいですよ…。
今回は百均ショップに売られているダンベルについて、なぜナシだと言えるのか筋トレ歴4年目の視点からお伝えしていきたいと思います。
この記事を読んでいただくことで百均ショップのダンベルがどういったものなのか、ナシだとしたらどうすればいいのか、知っていただくための助けになれば幸いです。
▼本記事の内容▼
百均のダンベルがナシな3つの理由
- 売っている重さはほとんど1kg程度
- 店舗によって在庫に違いがある
- 手軽だが、飽きやすい
まずはじめに、百均でダンベルは販売しています。
100円じゃなく300円だったりすることもありますが、取り扱ってはいるといったところですね。
「売ってるのがわかったから、買いに行こう」と思ったなら少し待ちましょう。
冒頭でもお伝えした通り、百均のダンベルがアリかナシかと言えばナシなんです。
買いに行かれるのはなぜナシなのか知っていただいてからでも、遅くはありません。
売っている重さはほとんど1kg程度
百均で売られているダンベルの重さは1kgが基本。
2kgはあるかもしれませんが、3kgは見たことがないですね…。
エクササイズ程度なら問題ないのかもしれませんが、1kgの重さで筋肉を鍛えることは不可能に近いです。
むしろ2リットルのペットボトルに砂と水を突っ込んだ方が重いんじゃないか?ってくらい。
表記されている重さについても、正確ではない場合もあります。
まぁ百均の品質なので仕方ないと言われればそれまでなんですけども…。
店舗によって在庫に違いがある
百均ショップと一口に言っても、店舗は星の数ほどあります。
私の生活圏だけで考えても10件近くありますから、場所によってはさらに多いんじゃないかなと。
それだけの店舗があって、全てにダンベルを置いているのであれば手軽に購入することもできます。
しかし百均ショップはどの商品もそうですが、リピート商品がほとんどありません。
生産して店頭に展開したものが、売り切れたら終了といった具合ですね。
よほどベストセラーになるようなものであれば、ブラッシュアップして再販売されることもあるとは思いますが、ダンベルがそこまで売れているとは考えにくい。
商品の入れ替えも頻繁に行われるのが百均ショップの特徴ともいえますので、当然ですがダンベルを置いている店と置いてない店があるわけですね。
この記事を書くにあたり、私の生活圏の百均ショップにダンベルがあるか見に行ってみたんですよ。
8店舗か9店舗くらいでしたが、置いていたのは2店舗だけ。
今回の結果は、たまたまかもしれませんが日用品のようなニーズがあるものではないことを考えると妥当な線かなと。
日ごろ生活している範囲で探してみたはいいけど、どこにも売ってないということもありえるので、探すのであれば気長に探す必要があります。
その時間をトレーニングにあてるほうが、有意義な気もしますが…。
手軽だが、飽きやすい
百均ダンベルは、その安さから見つけられれば手軽に購入ができます。
なんといっても300円くらいで買えるわけですから、どのダンベルと比較しても最安値は間違いありません。
しかし安すぎるが故に、継続して使わなかったりするんですよね。
例えばフィットネスジムに通う場合、一ヶ月5000円~などの費用がかかってきます。
この費用が本気度を表しているといっても過言ではないんですよ。
一ヶ月5000円でジムと契約したのであれば、その費用を回収するためになるべく通ってトレーニングに励みますよね。
安すぎるということは、本気になりにくいということにもつながるということです。
重さの面から見ても、1kgだとあってもなくても同じといって差し支えはないくらい。
それならジムなりちゃんとしたグッズなりに費用をかけて真剣に取り組む方がよっぽどいいですよね。
百均ダンベルがナシならどうするべきか?
ここまでで百均のダンベルがナシだと言える理由を解説してきました。
では百均ダンベルの代わりに何を使用すればいいのか?
筋トレに使えるグッズは数多くありますが、厳選すると以下の方法に行きつきます。
▼百均ダンベルに変わる方法3選▼
自重トレーニング以外は百均ダンベルに比べると、費用は当然かかりますが最低でもこのくらいは用意しておきたいところ。
ここではそれぞれの方法について、百均ダンベルと比較しながら特徴をお伝えしていきますね。
可変式ダンベルがあればトレーニングの幅が広がる
- 重量を変更して、負荷の調整ができる
- 最大10kg~40kgまであるため、長く使える
- 最低重量は約2kgなので、ガチの初心者でもOK
まず1つ目は可変式ダンベル。
百均ダンベルは固定式のみなので、一番の違いになるのは重量を変更できる点。
重量の変更により、鍛えたい部位に合わせた負荷を筋肉に与えることができるので、無駄が少ない。
最低重量が約2kgのためガチの初心者でも問題ないですし、高重量を扱えない部位でも鍛えられます。
最大で10kg~40kgまで販売されているのでどのくらい鍛えたいかで重量を決めるのがベター。
最大重量の目安を簡単にまとめると以下の通り。
- 10kg:ほとんど運動をしたことがない
- 20kg:学校の部活など、運動する機会があった
- 30kg;現在も運動していて、本格的に筋肉をつけたい
- 40kg:本気ででかくなりたい
個人的に初心者であれば、20kgのセットあたりが割と長く使っていけると思います。
例えばこんなのとかですかね。
20kgのダンベルがおすすめな理由についてはダンベルは20kgあれば十分?【初心者ならこのくらいが丁度いい】にて詳しく解説していますので、お暇なときにでもどうぞ。
費用は20kgだと大体15,000円くらいが多く、正直百均で考えていたなら「高っ!」って思うかもしれません。
しかし1セットあるだけで、1年は余裕で使うことができるので日割りで考えれば単純計算で一日41円。
しかも鍛えていくにつれ筋肉という形で還元されるので、そう考えるとアリですよね。
なるべく費用を抑えたいならチューブが〇
- 可変式ダンベルに比べれば、安価で手に入る
- 4.5kg程度から最大50kgまで対応できる
- ダンベルと比べると自由度は低め
2つ目はトレーニングチューブ。
色分けされたチューブごとに負荷が違うため、初心者でも扱うことができるのが特徴。
ただ長さのあるものなので、ダンベルほどの自由度がないのがデメリットと言えますね。
足で踏んで引っ張ることで腕を鍛えたり、扉などに引っ掛けて背中や胸を鍛えるといった使い方がメインになります。
(扉につける専用のアタッチメントがついているものもありますが、扉の強度によっては使えない場合がある)
とはいえ、すべてのチューブを連結させれば最大50kg程度の負荷をかけられるので、強度としては十分なレベル。
費用も3,000円程度と手ごろなので、試してみる価値はあるグッズじゃないでしょうか。
少なくとも百均ダンベルより、しっかり鍛えることができるのは間違いないです。
まずは自重トレをしっかりできるようにする
- 費用をかけずに始めることができる
- 複合的に鍛えられるので、種目が少なく済む
最後は自重トレーニング。
身体を鍛える方法はグッズがなくても可能。
腕立て伏せやスクワットなど、定番のメニューをこなすことができるようになればそれなりに筋肉はついてきます。
デメリットとしては、負荷の調整が難しいことと費用をかけないことによるモチベーションの低下。
自分の体重を利用してトレーニングするので、ダンベルなどと違い重さを変えたりが難しいんですよね。
フォームなどの調整で負荷を変えることはできますが、少しコツを知っておく必要が出てきます。
もう1つはモチベーションの維持でしょうか。
100円どころか、全く費用をかけなくてもはじめられるのが一番のメリットでもありデメリットでもあるのが自重トレーニング。
前項にてお伝えしたように、費用をかけるということはそれだけ本気で続けようという意思があるということ。
どうしても費用をかけずに続けるのって難しいんですよね。失うものがないのでやめるのも簡単ですから…。
グッズは使いたくないけど、なるべくモチベーションを維持しながらトレーニングするならオンラインフィットネスを使うのも1つの手ですね。
例えばリーンボディなどが有名ですかね。
これらであれば、月額2,000円くらいでトレーニングからストレッチまでカバーできて、プランも考えてくれるのでかなり楽ちん。
有名なインストラクターのレッスンが受け放題なので、味気ない筋トレも楽しむことができます。
スマホ1つあればはじめられるくらい手軽なので、自重トレーニングをメインで進めていくならおすすめですよ。
まとめ:百均でダンベルは買えるが、長く使うことは難しい
今回の記事をまとめると以下のようになります。
- 百均のダンベルは1kg程度が基本
- 店舗によって在庫に差がある
- 本気で筋トレをするなら、ある程度の費用はかけるべき
- 百均よりも、可変式ダンベルやチューブの方が長く使える
- 自重で鍛えるのもアリ
百均のダンベルで筋トレはできないことはありません。
しかし負荷の程度から考えると、ほとんど効果が出にくいのが現実。
それならば、軽いものでも10kgはある可変式ダンベルなどを利用する方が結果として長く使っていくことができます。
正直、1kgのダンベルを使うくらいなら自重でも全く問題ありません。
自重である程度まで筋肉をつけてから、より負荷のかけられるグッズを使用していくというのも1つの方法ですよね。
より効果的に鍛えたいなら、百均のダンベルはナシだよってお話でした。